3連勝を狙った前走・東海Ｓで4着、ブライアンセンスは7枠12番に入った。古馬重賞初挑戦となった前走は重馬場での前残りにも苦しんだが、最後までしぶとく伸ばした脚には見どころがあった。展開待ちの身ながら、末脚が生きる展開なら初タイトルがあっても驚けない。

　1枠1番ヴァルツァーシャルは16着に大敗した昨年のリベンジマッチ。近2戦は中山を舞台に、安定感を見せており、充実感がにじむ。同舞台の総武S勝利から挑むゴールドハイアーは5枠7番から。「いい状態をキープ」とは大久保師の言葉。こちらも重賞初タイトル制覇に燃える。

　中の人注目は2枠2番のキタノリューオー。前走はヴァルツァーシャルに敗れたものの、直線ではやや寄られる場面もありながら斤量はこちらが１キロ上だった。斤量が同じになる今回改めて。