今年の桜花賞、オークスで３着と好走、ライトバックは2枠2番に入った。ひと息入れて3カ月ぶりの実戦。陣営は「馬体もひと回り大きくなって充実」「春より乗りやすくなっている」と心身の成長を強調している。初めての古馬との対戦となるが実力＆実績ともに申し分なし。秋の飛躍に向け、重賞初Ｖを目指す。

　サマー2000王者のタイトルが懸かるレッドラディエンスは8枠12番に入った。度重なるケガで出世は遅れたが、前走の七夕賞を快勝し充実期に入った。展開に対応できる自在性に加えてフィジカルも成長。「広い新潟は合っている」と陣営も重賞連勝に期待を寄せる。

　重賞２戦連続２着、惜敗続きにピリオドを打ちたいキングズパレスは7枠9番から。新潟芝2000メートルは2走前の新潟大賞典2着の実績がある。以前から「集中力に課題」と指摘していた松岡だが、最終追いでは「集中力が高くていいイメージ」とジャッジ。期待は高まる。

　中の人注目アリスヴェリデは6枠8番に入った。前走の牝馬限定戦マーメイドSはよどみないペースを刻んで逃げ切りV。近走充実しており、牡馬相手にどこまでやれるか試金石の一戦を迎える。