20日の浦和記念はアウトレンジが後続に6馬身差をつけて圧勝した。オープン4走目、初めての地方出走で重賞初勝利。調整役を務める谷口助手にメッセージを送ると「地方の馬場も良かったかもしれませんね。でも、アウトレンジ自身も最近、急成長してますよ！」と返ってきた。まだまだ伸びしろがありそう。この後は東京大賞典（12月29日、大井）を視野に入れている。楽しみに年末を待とう。

　重賞勝ちに導いたC・デムーロが京都で大暴れの予感。9Rはスリリングチェイスを狙う。4走前にダートに転じてからオール連対と一度も崩れていない。前走は重馬場とはいえ、持ち時計を0秒9詰めて勝ち上がり。坂路の最終追いは4F51秒4の自己ベスト。ラスト1Fも12秒0にまとめた。好況を物語る出来。さらに上を狙える器だ。（13）から。