さあ、オークス！またまた当日の天気が微妙で、なぜか毎週のように馬場読みが難しい。一応、渋る予想でいきたい。

　本命は（１）アルマヴェローチェ。新馬戦、札幌２歳Ｓと洋芝のやや重、重で１、２着。札幌２歳Ｓは勝ち馬がマジックサンズ（ＮＨＫマイルＣ２着）、３着はファイアンクランツ（青葉賞２着）とレベルも高かった。阪神ＪＦを上がり３Ｆ最速で勝利し、そこからぶっつけで挑んだ桜花賞でも上がり３Ｆ最速で２着。距離延長は歓迎だし、道悪は相対的に有利。ローテーションも理想的。１枠１番をこなせれば楽しみ。

　対抗は（１３）タガノアビー。フローラＳはスタートが悪く後方も、上がり３Ｆ３３秒３で５着。前走の矢車賞も案の定、最後方だったが直線だけでごぼう抜き。少頭数の１勝クラスでのもので今回は一気にレベルが上がるが、展開がはまれば上位に来る脚はある。

　３番手に（１２）ブラウンラチェット。桜花賞（９着）は大外枠から致命的な出遅れで終了。それでも最後は、そこそこの伸び。今回はレーン騎手に乗り替わり、距離延長もプラス。東京はアルテミスＳを勝っている舞台。道悪は微妙だが、この人気なら狙いたい。

　その次に（５）リンクスティップ。桜花賞は強い３着。距離延長も歓迎だし、逆転は可能だ。他では（３）パラディレーヌも面白い。つばき賞（１着）が優秀。人気の（９）エンブロイダリーは距離と道悪で評価を下げたが、やはりこの舞台のルメールは怖い。状態アップの（１５）カムニャックも押さえる。

　馬券は３連単フォーメーション（１）―（３）（５）（１２）（１３）―（３）（５）（９）（１２）（１３）（１５）、（１）―（９）（１５）―（３）（５）（１２）（１３）、（３）（５）（１２）（１３）―（１）―（３）（５）（９）（１２）（１３）（１５）、（３）（５）（１２）（１３）―（３）（５）（９）（１２）（１３）（１５）―（１）を各５００円の計３万４０００円勝負！よろしくちゃーん！

　◇じゃい　１９７２年（昭４７）３月２０日生まれ、神奈川県出身。お笑いトリオ「インスタントジョンソン」のボケ役。ネタ作りも担当。２２年８月２１日のＷＩＮ５で９３７０万６７１０円の超高額配当を的中させた最強ギャンブラー芸人。「勝てる馬券の買い方」（出版社・ガイドワークス）など著書も多数。