【札幌記念】木幡育×小桧山師の大穴コンビ、トーラスジェミニで悲願重賞Vだ

2020年8月21日 05:30

トーラスジェミニで札幌記念に臨む小桧山師(左)と木幡育 

 デビュー4年目の木幡育也(21)がトーラスジェミニで念願の重賞初制覇に挑む。有望なヤングジョッキーを起用し続ける小桧山師の抜てきで10度目のコンビ。癖を知り尽くした相棒でけれん味のない逃げを打つ構えだ。

 「メンバーは強くなりますが、楽に逃がしてもらえればしぶといですよ」。木幡3兄弟の三男はくりくりした目を輝かせる。万馬券を量産する大穴コンビ。オープン勝ちの巴賞こそ2番人気だが、初勝利が9番人気、2勝目が6頭立て6番人気、3勝目が13番人気、エプソムCでも18番人気で3着に逃げ粘った。「モマれると、やめてしまうので行かせた方がいいです。以前とは体の締まり具合が全然違うし、洋芝もコーナー4つのレースもぴったり。目標にしてきた重賞タイトルを獲りたい」と自身12回目となるJRA重賞挑戦に手応えを膨らませた。

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