【みやこS】ベストタッチダウン、素軽い動き披露 速い逃げ脚でG1舞台決める

2020年11月6日 05:30

坂路で単走で追い切るベストタッチダウン

 「第10回みやこS」(8日、阪神)の追い切りでは、ベストタッチダウンが迫力満点のフットワークを披露した。

 迷わず行けよ、その向こう側にG1が待っている。ベストタッチダウンは馬場開門と同時に坂路へ姿を見せた。馬なりでスイスイ。道中もスムーズに運んだ。ラスト2Fで12秒7→12秒5とギアを上げてフィニッシュ。近走は坂路の最終追いを54秒前後でまとめている。この日も全体時計は54秒3。橋口師は納得の表情で切り出した。

 「中2週なので、54秒台でサラッと馬なりでと思っていました。その通りの追い切りになった。動きは素軽くなっていますし、状態は上がっています」

 1勝クラスから3連勝、勢いを持って臨んだ前々走のアンタレスSは14着に敗れた。「トモを捻挫してヒネってしまって…。牧場で2、3週間楽をさせたら治りましたし、2走前は度外視ですね」。約半年ぶりとなった前走は逃げる形で快勝。“再起動”にきっちりと成功した。

 434キロでデビューした馬が、前走は496キロと実に60キロも馬体重が増えている。6走目のダート転向から一気の快進撃。前々走を除けば、ダートでは一度も馬券圏内を外していない。

 「去年の夏に休ませてガラッと変わりました。体を見ても、今が充実しています。体つきにメリハリが出たし、雰囲気はいいです」

 同じ週にJBCクラシックが開催された関係もあり、10頭立てと頭数も落ち着いた。テンからガンガンとやり合う雰囲気はない。

 「4角で引き離す脚が速いので、そういう(逃げる)競馬が合っています。今回も条件的には合っていると思うし、何とかG1へつなげたいですね」

 今回は名手・武豊を鞍上に迎えた。今年のダート1800メートルで逃げた時は【4・5・0・4】。絶妙にペースを支配して、暮れのチャンピオンズC(12月6日、中京)へ殴り込みをかける。

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