【有馬記念】パンサラッサ 前走後も好状態、大逃げで暮れの大一番を沸かす

2021年12月22日 05:30

坂路でキャンター調整するパンサラッサ

 伏兵の大駆けがあるなら福島記念で重賞初制覇のパンサラッサか。前走はスタート後の3Fを33秒6で飛ばし、2000メートルを逃げ切る圧巻の内容。池田厩務員は誇らしげだ。「前走はあのペースで、ちぎって勝った。スタミナがなければ、あのパフォーマンスはできない。前走後も順調で調教に乗っている宮内(助手)が凄くいいと言ってくれている。前走と同じくらいの状態か、それ以上。元気いっぱいや」と笑う。21年絶好調の矢作厩舎。場内を沸かす大逃げで暮れの大一番を締めくくる。 

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