宗像師&丸田 師弟の思い実るか

2022年3月3日 05:30

 【東西ドキュメント・美浦】開門直後のWコース。小田は弥生賞のラーグルフにくぎ付けだった。丸田を背に馬なりで5F68秒4~1F11秒3。内に入り、ナランフレグ(6歳オープン)に半馬身先着した。先週後れをとった先輩と互角に動いたのは好感。丸田から「ホープフルS(3着)も良かったですけど、変わらずきています。高ぶりやすいタイプですけど、普段の歩きの過程とか、その辺りに成長を感じます」と笑顔が返ってきた。

 併せたナランフレグは先週、手綱を取った。こちらは土曜オーシャンSの主役候補。「先週いい感じでした。右回りもだいぶ上手になった」。こちらも熱い手応えだ。2頭とも18年3月末まで在籍(現在フリー)した宗像厩舎の管理馬。「先生にはずっと助けてもらってきた。ラーグルフはG1であれだけやれたので楽しみ。ナランフレグも大目標(高松宮記念)があるので」と思いを込めた。ともにG1出走権を懸けた大一番。今週末の中山では師弟の思いが実る…。小田はそんな予感がしていた。

特集

2022年3月3日のニュース