【チューリップ賞】ナミュール 反撃へ軽快駆け!2馬身先着、中間は入念ゲート対策
2022年3月3日 05:30 軽快な脚さばきで好調をアピールした。阪神JF4着ナミュールは新コンビの横山武を背に坂路でアトリビュート(5歳2勝クラス)と併せ馬。序盤は折り合い重視で進め、残り1Fで鞍上が促すとひと伸び。あっという間に僚馬を抜き去り、4F54秒8~1F12秒0で2馬身先着した。高野師は「ギアの入り、伸びはよくみえたし、鞍上も“反応の速さが素晴らしい”といい顔でした」と満足げに話した。
昨年9月の中京芝1600メートルで初陣Vを飾ると、続く赤松賞も道中5番手から差し切り勝ち。前走・阪神JFは1番人気に支持された。だが、スタートでまさかの2馬身遅れ。直線は上がり3F33秒6と最速の脚で追い上げるも、0秒2差4着と初黒星を喫した。指揮官は「負けはしたが、改めて能力を感じた」と振り返った上で「中間はゲート練習を中心に調整。今回は大丈夫だと思う」と対策はバッチリ。反撃へ、準備は整った。