【日本ダービー】世界一の武豊ファンが感謝「私の気持ちがそのまま活字に」

2022年5月30日 05:15

<東京11R・日本ダービー>優勝のドウデュースと鞍上の武豊、管理する友道師(左端)松島オーナー(左から2人目)=撮影・郡司 修

 【記者フリートーク】スポニチとしては松島正昭氏が競馬史に名を残すダービーオーナーとなったこともうれしい。と書けば読者には「?」だろうか。

 20年前、<メチャ凄い馬券師>というタイトルのコラム(関西版)を2年間、本紙に寄稿してくれたのが何を隠そう、松島氏だったのだ。武豊に「面白い人がいる」と紹介されて、一介の競馬ファンが買う馬券コラムをスタート。破壊力はあるが的中率の低さに、武豊までが「当たらない馬券を買うくらいなら、馬主になって馬を購入すれば」と冷やかすほどだった。

 その松島氏からダービー前日に電話があり「きょうのスポニチの1面を読んで感動した。私の気持ちがそのまま活字になってた。ありがとう」と感謝されたのだ。どんな1面だったかというと馬券師の塩崎利雄氏が寄稿したもので、サブ見出しを<ダービーが、大観衆が、一番似合うのは。>とし<武豊ドウデュースだろよォ>と確信の見出しにつなぐ凝った作りだった。

 松島氏の夢は「武豊で凱旋門賞制覇」があまりに有名だが、その前に日本ダービーを制覇したのは順序として王道。今秋の凱旋門賞が楽しみでならない。(競馬担当・菱田 誠)

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