ダービーVから一夜明け ドウデュース、秋には凱旋門賞挑戦 前川助手「気を引き締めて頑張りたい」

2022年5月30日 10:04

ダービーを制したドウデュース(牡3=友道)はレースから一夜明けた月曜朝、栗東トレセンの馬房で干し草をペロリ

 ダービーを制したドウデュース(牡3=友道)はレースから一夜明けた30日朝、栗東トレセンの馬房で静養した。担当の前川助手は「午前1時ぐらいに帰ってきました。レース後も元気いっぱいですし、帰ってきてからもずっとカイバを食べています」と報告した。

 世代の頂点に立った瞬間は直線の外ラチ沿いで見届けた。「伸びてきて、これは勝ったなと思いました。やっぱりダービーは特別ですね」と笑顔。レース当日は30度を超える暑さ、さらに6万人を超える大観衆の前で力を発揮した。「メンタルの強い馬。歓声も全然問題なかったです。めっちゃ暑かったですけど汗もかかず、カイバを食べていましたから」と大一番でも落ち着いてゲートインを迎えることができた。

 今後は放牧を挟み、秋には凱旋門賞(10月2日、パリロンシャン)に挑戦する。「目標は先でしたし、とりあえず行けることになって良かったですね。気を引き締めて頑張りたいです」。第89代ダービー馬が次は世界の舞台で、日本のホースマンの悲願に挑む。

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