【日本ダービー】イクイノックス2着 最速上がりも及ばず、ルメール「仕方ない」

2022年5月30日 05:15

<東京11R・日本ダービー>2着でレースを終えたイクイノックス(撮影・郡司 修)

 皐月と同じ銀。2番人気イクイノックスはドウデュースと共にダービーレコードでゴール板を駆け抜けたが栄冠には首差届かなかった。大外枠からのスタートで道中は18頭中16番手。ルメールは「前半はペースが忙しかったのでリズム重視で運んだ」と振り返る。絶好の手応えで直線を向くと、前にはドウデュース。「マークして外に出した時はいけると思ったけど…。相手がまた凄く伸びた。イクイノックスもいい競馬をした。仕方がない」。メンバー最速の上がり3F33秒6で迫ったが、その背中は近いようで遠かった。

 馬体重は皐月賞から8キロ減。木村師は「彼にとって厳しいローテーションでも落ち着いていた。もう少しのところまで走ってくれて、素晴らしい馬だと改めて感じた」と愛馬の奮闘をたたえた。「私自身、こうしておけば良かったという思いが強烈に襲ってきている。彼の力の全てを出せたとは思っていない。秋にはもっと素晴らしい走りを見せてくれると思う」と逆襲を誓った。

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