【オールカマー】フライライクバード 福永好感触「力的には重賞でも上位争いできる」
2022年9月22日 05:30 【東西ドキュメント・栗東=21日】凱旋門賞(10月2日、パリロンシャン)を目前に控えるが友道師に気負いはない。ステップとしたニエル賞で4着に敗れたドウデュースに「使ったダメージもない。月曜は引き運動だけだったが火曜から乗ってる。余裕があった体も絞れている」と青写真通りの良化を口にする。巻き返しに相当な自信ありとオサムは理解した。
その友道厩舎、今週は2重賞に3頭出し。神戸新聞杯にはサトノヘリオスとジュンブロッサム。馬券的な妙味はオールカマーのフライライクバードだ。適材適所という言葉があるが、この中山芝2200メートルへの起用がどんぴしゃ。最終追いのポリトラックで感触を確かめた福永は「今日はメリハリを利かせた。動きは及第点。いい頃に比べるとシャープさが物足りないが年齢的にズブくなっている。力的には重賞でも上位争いできる馬」と好感触だった。大一番を前にさらりと重賞を勝ってしまうのが名門厩舎。凱旋門賞に弾みをつける両トライアルだ。