【菊花賞】ガイアフォース 父子制覇だ!夏の上り馬 一気にG1獲りへ

2022年10月17日 05:30

父・キタサンブラックに続き菊花賞制覇を狙うガイアフォース 

 クラシック最終戦「第83回菊花賞」は京都競馬場が改修工事中のため、2年連続で阪神開催となる。今年も春2冠の勝ち馬が不在、混戦ムードが漂っている。春の実績馬か、夏の上がり馬か。距離適性も未知数、馬券予想が面白い。3000メートルの長丁場、ジョッキーの駆け引きにも注目だ。

 夏の上がり馬ガイアフォースを中心に推す。前々走の国東特別でレコードV。1勝クラスを勝ち上がって即、重賞セントライト記念に矛先を向けると、春の実績馬アスクビクターモアを競り落として“一発回答”を出した。まだ底を見せていないのも魅力。父キタサンブラックとの父子制覇に期待を寄せる。

 春の実績馬からはアスクビクターモアだろう。皐月賞5着、ダービー3着はいずれもメンバーの中では最先着。好位からしぶとく脚を使うタイプで、先行突破を狙う。ジャスティンパレスは神戸新聞杯を圧勝して一躍、主力候補にのし上がった。半兄アイアンバローズは長距離重賞で頭角を現した。長丁場でさらに良さが出る可能性も秘めている。

 ボルドグフーシュは5走連続で上がり最速をマーク。決め手比べになるようなら楽しみだ。青葉賞の勝ち馬プラダリアは距離延長に自信。ひと叩きして確実に上昇カーブを描く。毎日杯で断然1番人気を背負った素質馬ドゥラドーレス、この距離でしぶとさが生きそうなフェーングロッテンも怖い。

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