福永祐一 応援するファンへのメッセージ「残された期間で多くの人にレースを見ていただければ」
2022年12月9日 10:57 JRAは8日、令和5年度新規調教師免許試験の合格者を発表した。JRA・G1・34勝を誇る福永祐一(46)を含む7人(関東3人、関西4人)が合格。一発で難関突破を果たした名ジョッキーが騎手引退への思いやファンへのメッセージを語った。
【福永に聞く】
――今の心境は。
「いよいよなんだとワクワクしています。騎手と調教師は全く別の仕事。競走馬に対する興味が増してきて、それを満たすには騎手より調教師の方がより競走馬に深く関われる。自分の欲求を満たせるのではないかなと思います」
――騎手引退への思いは。
「今、自分が置かれている環境は望んでいたもの。その中で、さらにやってみたい仕事を見つけられた。そういう選択を応援してくれる家族もいる。本当に幸せだと思います。騎手を四半世紀やってきましたけど、最高の仕事だなと思う。それよりやりたい仕事が見つかった。その気持ちは年々膨らんでいきました。騎手が楽しいという気持ちが上がっていく中でその気持ちが上回った感じです」
――応援するファンへ。
「ひとレースひとレース変わらず、全力を尽くして最善の結果を出したい。たくさんの方が応援してくださったので、残された期間で多くの人にレースを見ていただければと思います」