芝&ダート重賞5勝クリンチャー引退 馬事公苑で乗馬に 宮本師は「思い入れが深い馬」
2022年12月9日 19:05 芝&ダート合わせて重賞を5勝したクリンチャー(牡8=宮本、父ディープスカイ)が現役を引退することが9日、分かった。今後は馬事公苑(東京都世田谷区)で乗馬になる。通算36戦7勝、8日の名古屋グランプリ(5着)がラストランとなった。
17年1月にデビューし、皐月賞4着からダービー13着、菊花賞2着でクラシック3冠皆勤。18年京都記念で重賞初Vを飾ると凱旋門賞に出走(17着)した。20年以降はダート路線で活躍し、20年みやこS、21年佐賀記念、21&22年名古屋大賞典を制した。
宮本師は「よく頑張ってくれました。いろいろ勉強させてもらって思い入れが深い馬です」とねぎらった。