【天皇賞・秋】ジャスティンパレス 坂路で臨戦態勢!杉山晴師「2000メートルは適距離」
2023年10月26日 05:23 攻めに変化をつけた。ジャスティンパレスの坂路での最終追いは昨年の皐月賞(9着)以来。杉山晴師は「当週の追い切りはいつもCWコースでやっていましたけど、坂路でやりました。今まで関東遠征でのパフォーマンスや状態を見ると長距離輸送がある時は一度、坂路で抑えようかなと」と説明した。高倉(レースは横山武)が騎乗して単走。馬なりで4F55秒6~1F13秒0は予定通り。「1週前で強くプレッシャーを与えていたので当週はサラッと。厩舎のパターンに、はめていった感じですね。バランスも含めて動ける態勢にあります」と宝塚記念(3着)以来でも好仕上がりを見せる。
春は阪神大賞典から天皇賞・春と重賞連勝。史上6頭目の天皇賞・春秋連覇が懸かる。長距離での活躍が目立っているが、トレーナーは「中距離の馬だと思っていますし、2000メートルは適距離ですね」とキッパリ。昨年暮れの有馬記念(7着)で1秒1差つけられたイクイノックスとの差は宝塚記念で0秒2差に詰まった。王者の背中がはっきりと見えている。