【ジャパンC】決意の逃走パンサラッサは12着 矢作師「進退はオーナーと相談して決めます」

2023年11月26日 16:34

<東京12R ジャパンカップ>レースを終えた吉田豊騎乗のパンサラッサ(8)(撮影・西川祐介)

 豪華メンバーが集結したジャパンカップは、断然の1番人気に支持されたイクイノックス(牡4=木村)が制し、国内外で破竹のG1・6連勝。「ロンジンワールドベストレースホースランキング」で世界1位の貫禄を見せつけた。勝ち時計は2分21秒8。 

 パンサラッサ(牡6=矢作)は12着。決意を込めて先手を奪い、1000メートルを57秒6のハイペースを演出。直線に入った時も大きなリードを奪っていたが、残り200メートル手前でイクイノックスにかわされた。

 矢作師は「道中もう少しハミが抜けてくれればね…でも悔いはない。もともとここが最後だと思っていましたが、進退はオーナーと相談して決めます」と話した。

 ▼ジャパンカップ 「世界に通用する馬づくり」を目指すべく、81年に創設された重賞。第1回に参戦した外国馬は北米とアジアの8頭。翌年から欧州とオセアニア勢が加わり、世界一の参加国数と話題に。日本馬の初勝利は第4回(84年)カツラギエース。外国馬の勝利は第25回(05年)の英国馬アルカセットまでさかのぼる。

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