【阪神JF】キャットファイトの持ち味スピード発揮だ 上原師「成長を感じる」

2023年12月7日 05:30

キャットファイトを管理する上原博師(撮影・郡司 修)

 2歳女王決定戦「第75回阪神ジュベナイルフィリーズ」の最終追いが6日、行われた。美浦では前走・アスター賞(中山)を2歳コースレコードで圧勝したキャットファイトがキレキレの動き。ダート色が濃い父ディスクリートキャットから出現した芝の切れ者。11月のオーストラリア・ゴールデンイーグルで約5億円を獲得した同産駒オオバンブルマイの父の勢いに加え、先週チャンピオンズCを制したレモンポップと同じゴドルフィンの青の勝負服。強力な追い風が吹いている。同レースは7日に出走馬が決まり、枠順が発表される。

 【上原師に聞く】
 ――追い切りについて。
 「先週しっかりやっているので(大野)ジョッキーに乗ってもらい、しまいの反応を見てもらった。非常にいい感じでした」

 ――一戦ごとに成長。
 「前走はいい時計で勝ってくれました。新馬の頃は子供っぽくて、ひ弱い面もあったけど、2戦目から体も大きくなった。前走後はここを目標に牧場とも連携を取り、いい感じできています。馬体重こそ、そう変わらないけど成長を感じます」

 ――一番のセールスポイントは?
 「スピードでしょうね。それに切れる脚を持っている。レースも上手。メンバーは強くなりますけど、どれだけやれるか楽しみです」

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