【水沢12R・北上川大賞典】10歳ノーブルサターン復活Vに懸ける
2024年11月24日 09:30 どこからでも狙える長距離重賞は(2)ノーブルサターンの復活Vに懸ける。桐花賞連覇(22、23年)など岩手では断然の実績を誇るが、10歳になった今年は4戦未勝利とひと息。ただ、休み明け初戦の前々走は鼻差2着と好内容。中間の状態も悪くない。盛岡2600メートルで行われた昨年の当レースを逃げ切った馬。距離に不安はなく底力を信用したい。
相手はフレイムウィングス。昨年の北上川大賞典で2着。ワンパンチ足りないレースが続いていたが、前走の末脚に復調を感じるので流れ次第で逆転も。しまいの伸びが安定しているゴールドギアは芝の長距離で好走歴があり、距離が延びるのはプラス材料だ。3歳サクラトップキッドも侮れない。20日に調教師試験に合格し今開催が最後の騎乗となる陶が最後の重賞騎乗をVで飾るか。前走Vトーセンマッシモを押さえに。
▼マイネルアストリア(関本浩師)前走を2番手の競馬で勝ったように調子は悪くないね。(砂を)かぶったら駄目な馬なので、この枠だし逃げるだろうね。あとは初距離に対応できるかだけ。
▼ノーブルサターン(板垣師)休み明けの走りが良かったから期待していた前走だったが結果はひと息。10歳になった影響なのかな。昨年勝っているレースだし、状態も問題なさそう。この馬のやる気次第。
▼トーセンマッシモ(佐藤浩師)使い出しが遅かったこともあり、前回の盛岡を勝ったあたりから調子が上がっている。この距離でどうかだが今の状態の良さから期待している。
▼レールガン(佐藤浩師)このレースは4度目(21年2着、22、23年3着)の挑戦。若い時と違って回復に時間がかかるようになったので、ここに向けて調整した。直前の動きは良かったし、長距離を経験している強みを生かしたい。
▼サクラトップキッド(伊藤忍師)状態はいい。主戦の高橋悠が追い切りで軽いケガをしたので、陶君にお願いした。追える騎手だし開業祝い(20日に調教師試験合格)を決めてくれれば。
▼ハクシンパーソナル(千葉幸師)夏以降は調子が上がっている。どの馬にもチャンスがありそうなメンバー構成。JRA所属時に2400メートルを勝っているし、この距離でも楽しみ。
▼サザンナイツ(橘師)調教でバテないところがある馬。普通の競馬では通用しないだろうし、芝の長距離で勝ち星を挙げているから今回はダメ元で大逃げしてみようと思います。
▼マナホク(佐藤雅師)状態は問題ないけど、この距離は未知なだけにどうなのかな。それに盛岡の方が走る感じもする。
▼ゴールドギア(伊藤忍師)出来はいいですよ。芝の長いところで好走しているし、この距離は合いそうなイメージ。
▼ライアン(佐藤浩師)前走は短期放牧明けでひと息だった。前走後はここを目標に仕上げ、直前の追い切りは単走でラスト12秒台といい動きだった。位置取りの読みにくい距離だし後は鞍上に全て任せたい。