【有馬記念】レガレイラ“史上初”の夢散る4着…ルメール「エンジンかかるのに時間がかかった」

2025年12月28日 16:57

<中山11R・有馬記念>本馬場入場を行う(5)レガレイラ(撮影・五島 佑一郎)

 3歳から8歳まで各世代の実力馬が顔をそろえたG1「有馬記念」が28日に中山競馬場で行われ、単勝1番人気に推されたレガレイラは4着に終わった。

 史上初の牝馬による有馬記念連覇は夢と散った。騎乗したルメールは「ずっと勝ち馬の後ろで少し引っ掛かったけど、いいペースで運べた。直線緩い馬場で素早い反応ができずエンジンかかるのに時間がかかった」とレースを振り返った。

 レースは単勝3番人気のミュージアムマイルが制し、皐月賞に続く2つ目のG1制覇。2着は12番人気のコスモキュランダ、3着には2番人気のダノンデサイルが入った。勝ち時計は2分31秒5。

 ▼有馬記念 1956年に日本中央競馬会の第2代理事長・有馬頼寧の提案で創設された中山グランプリが前身。57年に急逝した理事長の功績を称えて改名。ファン投票で出走馬を選ぶ方式や年末の大一番として知られる暮れの風物詩。1着賞金は5億円。

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