【有馬記念】メイショウタバルは13着に沈む…武豊「残念。状態は良かった…途中から掛かりました」

2025年12月28日 16:20

<中山11R・有馬記念>最後の4コーナー。逃げる武豊騎乗のメイショウタバル。左から2頭目は横山武騎乗のコスモキュランダ(撮影・河野 光希)

 3歳から8歳まで各世代の実力馬が顔をそろえたG1「有馬記念」は28日に中山競馬場で行われ、単勝4番人気に推された武豊騎乗のメイショウタバルは13着に沈んだ。

 騎乗した武豊は「残念。状態は良かった。ちょっと難しいところがありますよね。途中から掛かりました。ハマればいいけど、もろいところもある。また来年、頑張ります」と悔しさを押し殺し、言葉を絞り出した。

 逃げたのはミステリーウェイ。レース中盤に武豊騎乗のメイショウタバルが先頭に立つとスタンドは騒然となった。1番人気のレガレイラは最後方に控える展開。同じく後方待機から3コーナーで徐々に前方に進出したミュージアムマイルが、直線で好反応で抜け出していたコスモキュランダをしっかりと伸びて差し切った。C・デムーロ騎手は7度目の挑戦で初の有馬記念制覇。スタンドの大歓声に何度も右手を突き上げ喜びを爆発させた。

 ▼有馬記念 1956年に日本中央競馬会の第2代理事長・有馬頼寧の提案で創設された中山グランプリが前身。57年に急逝した理事長の功績を称えて改名。ファン投票で出走馬を選ぶ方式や年末の大一番として知られる暮れの風物詩。1着賞金は5億円。

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