【中山金杯 展望】飛躍の26年ヘ、アンゴラブラック初笑いだ
2025年12月28日 18:00 新春の中山を飾る名物ハンデ重賞「第75回中山金杯」(芝2000メートル)は1月4日、中山競馬場でゲートイン。新年恒例のハンデ戦。“初笑い”するのは、果たしてどの馬か。
中心は昨年、大きく“出世”した牝馬アンゴラブラック。2月に1勝クラスを突破すると、3連勝で一気にオープン入り。初重賞挑戦となった前走アイルランドTは先団インを器用に立ち回り、2着に食い込んだ。レースセンスが高く、展開に注文が付かないタイプ。牡馬相手でも通用する素質の持ち主だ。
舞台巧者ニシノエージェントも勝機あり。昨年、同舞台の京成杯で重賞初制覇。中山は<2・0・1・1>と相性の良さが光る。ダービー(16着)後に右第1指骨を剥離骨折。今回が半年ぶり実戦となるが仕上がりは上々。得意舞台なら久々でも問題ない。メンバー随一の先行力を備えるケイアイセナ、小回りコースに良績があるグランディアも侮れない。
