【有馬記念】タスティエーラ ラストラン6着に松山「最後は見せ場もあって…結果を残したかった」

2025年12月28日 17:05

<中山11R・有馬記念>最後の直線コースへと向かう松山騎乗のタスティエーラ(撮影・河野 光希)

 3歳から8歳まで各世代の実力馬が顔をそろえたG1「有馬記念」が28日に中山競馬場で行われ、ラストランのタスティエーラは6着だった。

 騎乗した松山は「今日は外枠でポジションをとって、その中で最後は見せ場もあって強い競馬をしてくれた。最後結果を残したかったが申し訳ない。無事に次に向かって進んでほしい」と愛馬をねぎらった。

 レースは単勝3番人気のミュージアムマイルが制し、皐月賞に続く2つ目のG1制覇を飾った。2着は12番人気のコスモキュランダ、3着は2番人気のダノンデサイル。勝ち時計は2分31秒5。史上初の牝馬による有馬記念連覇を狙った1番人気のレガレイラは4着に終わった。

 ▼有馬記念 1956年に日本中央競馬会の第2代理事長・有馬頼寧の提案で創設された中山グランプリが前身。57年に急逝した理事長の功績を称えて改名。ファン投票で出走馬を選ぶ方式や年末の大一番として知られる暮れの風物詩。1着賞金は5億円。

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