【有馬記念】アンカツさん「中山巧者ぶりを武史が活かした。復活のファインプレー」12番人気で主役級2着
2025年12月28日 16:47 3歳から8歳まで各世代の実力馬が顔をそろえたG1「有馬記念」は単勝3番人気のミュージアムマイルが制し、皐月賞に続く2つ目のG1制覇を飾った。2着は12番人気のコスモキュランダ、3着は2番人気のダノンデサイル。勝ち時計は2分31秒5。史上初の牝馬による有馬記念連覇を狙った1番人気のレガレイラは4着に終わった。
中央と地方で通算4464勝の元ジョッキー・安藤勝己氏(65)がレース後、自身のX(旧ツイッター)を更新。「ミュージアムマイル。相手をダノンと決めて道中クリスチャンは動かなかった。圭太の進路を辿り仕掛けてからは手応え違ったからね。成長期の3歳馬で2キロ軽い斤量も瞬発力の手助けをしとる」とV馬とジョッキーの判断を称賛。
12番人気で最後の直線で主役の1頭に躍り出たコスモキュランダについては「ここのところ行けるようになってて、中山巧者ぶりを武史が活かした。復活のファインプレー」と鞍上・横山武を称えた。
▼有馬記念 1956年に日本中央競馬会の第2代理事長・有馬頼寧の提案で創設された中山グランプリが前身。57年に急逝した理事長の功績を称えて改名。ファン投票で出走馬を選ぶ方式や年末の大一番として知られる暮れの風物詩。1着賞金は5億円。



