【函館スプリントS】ピューロマジック 圧逃V コンビ継続の北村友「この馬のリズムで走れた」

2026年6月14日 05:06

函館スプリントSを制した(7)ピューロマジック(撮影・千葉 茂)

 函館開幕を告げるサマースプリントシリーズ初戦「第33回函館スプリントS」が13日行われ、6番人気ピューロマジックが鮮やかな逃げ切りV。昨年のアイビスSD以来の勝利で重賞4勝目を飾った。コンビ継続の北村友一(39)は17年ジューヌエコール以来、当レース2勝目となった。

 天性のスピードをフルに生かした。ピューロマジックが開幕馬場を味方に堂々と逃げ切りV。継続騎乗で勝利に導いた北村友は「馬が落ち着いて、リラックスさせることを一番に心がけていました」とかみしめる。

 前半3F通過33秒4のマイペースに持ち込み、直線は後続を寄せ付けなかった。「他馬との兼ね合いかなと思っていたけど、スタートを出たことで展開が楽になった。絡まれることなく、この馬のリズムで走れた」と勝因を口にした。見守った安田師も「(ジョッキーには手綱を)抱えながら直線に向いてほしいと。他が来なくて、予想以上にピューロに楽な展開になった」とレースぶりを称えた。

 5歳夏を迎えて精神面の成長が著しい。指揮官は「この馬にしては穏やかで滞在もマッチしたと思います」。10馬身差で圧勝した23年9月の札幌未勝利戦以来の北海道滞在で輝きを取り戻した。今後については「栗東に戻して、大丈夫ならアイビスSD(8月2日、新潟)へ」とサマースプリントシリーズ転戦を視野に入れる。北の大地で完全復活を果たした快足牝馬が、夏のスプリント界を盛り上げる。

 ピューロマジック 父アジアエクスプレス 母メジェルダ(母の父ディープインパクト) 21年2月18日生まれ 牝5歳 栗東・安田厩舎所属 馬主・スリーエイチレーシング 生産者・北海道新冠町の村田牧場 戦績19戦6勝(重賞4勝目) 総獲得賞金2億213万1300円 馬名の由来は聖なる、純粋な(スペイン語)+可能にすること。

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