ブエナビスタに「ディープの再来」の声も/桜花賞
2009年4月6日 16:25 脅威の脚力を持つ大物牝馬が出現した。昨年の最優秀2歳牝馬ブエナビスタだ。性別の違いはあるが、似たような脚質ということで、一部からはあのディープインパクトの再来との声も聞こえてくる。もちろん桜花賞の本命はこの馬をおいてほかにはない。
デビュー戦は3着だったが、その後から阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)を含み3連勝中。驚くべきは最後の直線での切れ味だ。過去4戦の残り600メートルのタイムはすべてメンバー最速。特に相手が強化された最近2走でも、ほぼ最後方から直線だけで前を行く馬を差し切っている。
管理する松田博資調教師は「道中で、馬群に包まれさえしなければ自信があった」とこの2戦を振り返る。それだけ次元の違う走りだったのだ。他馬に乗って対戦した中には「負けても悔しさを感じなかった」と話す騎手さえもいた。
この2歳女王は素直でおとなしい性格。馬体重は450キロほどで、決して見栄えがする感じではないが「課題は特にない。馬自身が走ってくれる」と松田博調教師はその素質にほれ込んでいる。調整も順調そのもので、1週前の追い切りでも軽く流しているようで好タイムを弾き出した。
「取れるものは全部取りたい」―。陣営は桜花賞はもちろん、次なる目標のオークス、さらに牡馬混合G1レースへの参戦も視野に入れている。