【桜花賞】⑯ソングライン抜群の瞬発力で

2021年4月10日 05:30

 さあ、桜花賞!今年は混戦で、どの馬にもチャンスはありそう。阪神JF組が人気だが、別路線でも骨っぽい馬も多い。
 本命は(16)ソングライン。新馬戦は上がり最速も、うまく抜け出したクールキャットに届かなかったが、未勝利戦はスタート後方から直線ごぼう抜きの圧勝。紅梅Sも抜群の瞬発力で、それぞれ3馬身差と文句のない勝利だった。相手は一気に強くなるが、ここでも引けは取らない。初の右回りになるが、問題なさそう。スロー、ミドル、ハイと異なるペースに対応できているのも強み。デビューから4戦目になるが、全レースの鞍上が違うのでテン乗りも問題ないだろう。人気もなく面白い存在だ!
 対抗は同じくキズナ産駒の(2)ファインルージュ。新馬戦から徐々に距離を延ばし、前走のフェアリーSで初の右回り1600メートルを一番強い勝ち方で決めた。レースセンスが抜群。エンジンの掛かりは遅いが、スイッチが入ってからの伸びはこの大舞台でも面白い。
 3番手には、本命と対抗に前走で騎乗していたルメールが乗る(18)サトノレイナス。阪神JFは勝ちに等しい2着。スタートを考えたらソダシよりも強い競馬をしていた。ゲートも良化しており、逆転は難しくはない。仕上がりも文句なし。
 他では普通に走れば一番強いだろう(8)メイケイエール。チューリップ賞を道中めちゃくちゃな内容で勝つのだから、まともなら突き抜けるだろう。(5)アカイトリノムスメは初の右回りも血統は魅力。(10)アールドヴィーヴルは全く異なる条件で好走しているのが魅力。(4)ソダシは人気なので馬券的には軽視したいが、勝負根性は並々ならぬものがある。馬券は3連単フォーメーションで(16)―(2)(18)―(3)以外、(16)―(3)以外―(2)(18)、(2)(18)―(16)―(3)以外、(3)以外―(16)―(2)(18)を各500円の6万円勝負!よろしくちゃーん! 

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