日本馬“一本かぶり”の香港G1買い方悩ましい
2021年4月22日 05:30 日曜日の香港G1チェアマンズスプリントプライズとG1クイーンエリザベス2世Cに向けて、既に前売りを始めている英国のブックメーカーは、いずれも日本馬を1番人気に支持している。
チェアマンズスプリントはダノンスマッシュのオッズが2・1~2・4倍で、2番手評価のウェリントンが7~8倍だから、まさに一本かぶりの人気となっている。クイーンエリザベス2世Cはデアリングタクトが2・1~2・5倍の1番人気で、グローリーヴェイズとラヴズオンリーユーが4・5~6・0倍のオッズで2番人気を争う。香港勢ではエグザルタントが人気だが、8~11倍と香港馬びいきの人にはおいしいオッズとなっている。
ジャパンプールの馬券は日本馬が売れるのがこれまでの傾向で、そうであるならば当日の日本における日本馬のオッズは、もっと低いものになる可能性がある。筆者も2競走ともに日本馬優勢という見解で、馬券も日本馬中心で間違いないとみるが、買い方を工夫しないとトリガミになる恐れがある。22日の昼すぎに発表される枠順を見ながら締め切り直前まで頭を悩ますことになりそうだ。(競馬評論家)
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