フローラSの枠順が確定!

2021年4月23日 11:10

フローラSの枠順が確定!

 この世代の牝馬として桜花賞で1、2着したソダシ、サトノレイナスに迫る大器の可能性を秘めているのが無傷2連勝中の関西馬オヌール。今回は4枠8番に入った。前走アルメリア賞で見せた末脚は上り3F32秒7。鮮烈な勝利を飾った。姉は先日の阪神牝馬Sを勝利し、ヴィクトリアMでも有力視されるデゼル。世界的な名血に勢いありだ。妹は少頭数の競馬しか経験していないことに懸念は残るもここを突破ならば、オークスでも楽しみな存在となる。

 2枠3番のユーバーレーベンが実績面でリードする。阪神JFではソダシ、サトノレイナスから0秒1差。その2頭に迫った脚はここでも信頼できる。父であるゴールドシップの産駒としては切れ味も併せ持つタイプ。今年初戦のフラワーC3着後、跨った丹内騎手が「距離は長い方がいいかも」とコメントしており、こちらも突破なら本番が楽しみな一頭だ。

 本番と同じコース設定のゆりかもめ賞で牡馬相手に勝ち切ったパープルレディーは5枠9番に入った。母メリッサ、兄カツジ、ミッキーグローリーは短距離~マイルで重賞勝利がある。距離は違えど妹も続けるか。ジェニーアムレットは7枠13番から。前走、東京2400メートルで行われた未勝利戦を4馬身圧勝。勝ち時計だけならパープルレディよりも上だ。

 中の人注目エトワールマタンは8枠17番に入った。前々走の未勝利戦は牡馬相手ながら、突き抜けての完勝。前走のフラワーCでも最後の伸びに目を瞠るものがあった。広い東京コースに替わって一発を期待。

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