オークスの枠順が確定!

2021年5月20日 14:40

オークスの枠順が確定!

 G1・2勝を含む5戦5勝、純白を守るソダシは6枠11番に入った。強みは高いレースセンス。初の東京コースとなった2歳時のアルテミスSでは瞬発力勝負を懸念されたものの一蹴。桜花賞でも高速決着が懸念されたがこれもまた乗り越えて見せた。今回の不安材料はクロフネ産駒が芝の2000メートル以上の重賞で【0・7・8・110】というデータだ。ただ鞍上・吉田隼人との名コンビで克服するシーンを見てみたい。

 打倒ソダシの筆頭候補は同じ馬主のアカイトリノムスメ。桜花賞ではソダシ、サトノレイナス、ファインルージュに次ぐ4着。高速決着の中で通ったコースの差もありながら、マイルがベストと思われる3着とこの着差なら能力はやはり高い。父ディープインパクト、母アパパネの配合はまさにこのコースの申し子と言える3冠配合。4枠7番から、大舞台で輝く姿もはっきり想像できる。

 8枠18番のステラリアは近年の注目ステップレースである忘れな草賞を制した。このレースからはここ2年だけでも、一昨年の勝ち馬ラヴズオンリーユーがオークス1着、昨年の勝ち馬ウインマイティーがオークス3着と相性は折り紙付きだ。前走フローラSを制したクールキャットは3枠5番から。その前走はルメールが完璧なエスコート。珍しくゴール後に派手なアクションを見せたことが印象的だった。府中向きの大とびで距離適性も問題なさそうだ。

 中の人注目は1枠1番のククナ。マイル戦はアルテミスS2着、クイーンCでの3着はあるものの、前走の桜花賞(6着)を見ていると集団から離れた最後方を追走しており距離は伸びたほうがよさそう。母は15年のオークス3着馬のクルミナル。リベンジの大駆けに期待したい。

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