東京新聞杯の枠順が確定!

2022年2月4日 10:35

 春のマイルGⅠ戦線に向けて実力馬15頭が集結した前哨戦「第72回東京新聞杯」。昨年の覇者カラテは5枠9番から連覇を狙う。確かな能力がありながらも昨春から蹄の不安に悩まされてきたが、前走は58キロ背負って完勝。完全復活をアピールした。2月末で70歳定年を迎える高橋祥師の花道を飾りたい。

 昨年の秋華賞2着馬ファインルージュは4枠6番に入った。フェアリーSを制し、桜花賞でも3着とマイルは得意としており、太田助手も「順調に上向いています」と納得の口ぶり。実力馬の始動戦に注目が集まる。昨春のアーリントンC以来となる重賞2勝目を狙うホウオウアマゾンは7枠13番から。昨秋はマイルCS5着、阪神C2着など3歳ながら古馬相手に善戦し、成長ぶりを見せつけた。鞍上の坂井瑠星と共に見据えるのは、この先にあるビッグタイトルだろう。

 中の人注目は8枠15番のカレンシュトラウス。重賞初挑戦となった前走・京成杯AHでは12着も、後に鼻出血があったと判明。それ以外の9戦ではすべて3着以内と秘めたる素質は高い。復帰戦でいきなり大駆けがあってもおかしくない。

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