阪神牝馬Sの枠順が確定!

2022年4月8日 10:30

 昨年の秋華賞馬アカイトリノムスメは5枠5番から。古馬初対戦となった昨年のエリザベス女王杯。先行馬総崩れの厳しい流れの中を好位追走、7着に敗れた。そこから充電を経て、マイルでの始動戦。距離については昨年の桜花賞で勝ち馬ソダシから0秒2差4着の実績があり、国枝師も「特に問題ないんじゃないかな」とコメント。GⅠ馬の走りに注目が集まる。

 今年の愛知杯11着以来となるアンドヴァラナウトは2枠2番に入った。その前走については「両サイドに馬がいて力んだのと、冬の芝が合わなかったことで対応できなかった」と池添学師は分析する。加えて16キロ増の影響もあった印象だが、今回は仕上がりの良さが目に付く。好調ぶりを実戦に結び付けられるか。超良血ジェラルディーナは7枠9番から。前走の京都記念ではスローペースの中、上がり最速で4着。牡馬相手でも力を見せた。今回は一気の距離短縮がカギとなる。

 中の人注目は3枠3番のデゼル。昨年の覇者だが、その後は精彩を欠いていた印象。それでも前走の愛知杯で3着と復調気配、「ようやく本来の姿に戻ってきました」と友道師は自信をのぞかせる。末脚がさく裂するスローペースなら面白い。

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