さあ、秋のＧ１シリーズが始まります！一発目はスプリンターズＳ。本命は（９）ナムラクレア。負担重量が５０キロと軽かったとはいえ、２走前の函館スプリントＳは２馬身半差の圧勝。前走の北九州記念は不利な外枠（１６番）に加え直線で前が詰まりながらも間を縫って３着。内容的には最も強い競馬だった。５３キロで出られるのも有利。調教で自己ベストの時計を出し秋になってさらに本格化ムード。普通に走ればまず勝ち負け。

　対抗は（１０）タイセイビジョン。なかなか勝ち切れないタイプだが、確実に上位には来る剛脚の持ち主。前走の北九州記念は最速の上がりで２着。展開の助けも欲しいタイプではあるが、はまればＧ１でも勝ち切れるだけの力はある。

　３番手に（１）テイエムスパーダ。逃げ脚質のこの馬にとっては、最高の枠に入れた。ここも展開次第になるが、北九州記念で７着に残せたのは、むしろ評価できる。残り目の可能性も。

　他では気性面の不安が解消されつつあり、本格化気配が漂っている（１３）メイケイエール。圧倒的な１番人気になりそうなので馬券的妙味はないが、実力的にも圧倒的。他では今回と同じ中山芝１２００メートルが舞台の春雷Ｓが強かった（１２）ヴェントヴォーチェ。ここを目標に調整され、人気落ちも潜在能力は上位の（４）ダイアトニック。伸びしろを期待の（７）ウインマーベルなど。（１５）シュネルマイスターは初の１２００メートルがどうかだが仕上がり自体は悪くないので捨て切れない。

　馬券は３連単フォーメーションで（９）―（１）（１０）―（１）（２）（４）（５）（６）（７）（８）（１０）（１１）（１２）（１３）（１５）、（９）―（２）（４）（５）（６）（７）（８）（１１）（１２）（１３）（１５）―（１）（１０）、（１）（１０）―（９）―（１）（２）（４）（５）（６）（７）（８）（１０）（１１）（１２）（１３）（１５）、（２）（４）（５）（６）（７）（８）（１１）（１２）（１３）（１５）―（９）―（１）（１０）の８４点を各５００円の４万２０００円勝負！よろしくちゃーん！