リステッド競走を連勝中のドーブネは7枠15番に入った。昨秋からマイル路線へシフトすると、気性面の成長もあって、安定したレースぶりを披露。本格化ムードが高まってきた。父ディープインパクトに15年連続の重賞勝利をプレゼントすることができるか注目だ。

　8枠18番アヴェラーレは、2走前の関屋記念で重賞初制覇。牡馬を相手に直線での切れ味が光った。距離を短縮した前走のスワンＳは出遅れに加えて先行馬向きの流れも不運。得意のマイルで巻き返しを図る。3連勝での重賞制覇を狙うトゥードジボンは2枠4番から。2戦2勝の京都マイルに照準を合わせ、【3・1・0・1】と好相性の藤岡佑を鞍上に確保。好機を生かしたい。

　中の人注目は6枠11番に入ったセッション。前走はドーブネが逃げ切ったレースで4着。スローペースで位置取りも苦しかっただけにこの決着は参考外でも。ドーブネとの斤量差は1キロ差から3.5キロ差に開くなど狙って面白い一頭だ。