中山金杯の枠順が確定!

2024年1月5日 10:30

 24年の中央競馬開幕を告げる新春の名物重賞「第73回中山金杯」。実績最上位のマテンロウレオは5枠10番に入った。昨春は大阪杯4着、天皇賞・春5着とGⅠでも存在感を発揮。札幌記念とオールカマーは崩れたが、前走のチャレンジCでは5着と復調の兆しを見せた。トップハンデタイの58.5キロを克服し、昨年5着の雪辱を果たしたい。

 3歳時に未勝利から3勝クラスまで4連勝した実力馬エピファニーは2枠4番。オープン入り後は苦戦が続いたが、2走前のケフェウスSでオープン初勝利を果たした。続くチャレンジCも僅差の4着と上り調子。3度目の重賞挑戦で初制覇を狙う。

 フローラS勝ちのゴールデンハインドは6枠11番から約7か月半ぶりの実践に挑む。前走のオークス後に骨瘤が出て長期休養に入ったが、態勢は整った。父ゴールドシップ、父の父ステイゴールドと血統表にも“金”がズラリ。金杯で重賞2勝目なるか。

 中の人注目は8枠15番のマイネルクリソーラ。馬名にギリシャ語で金を意味するクリソーラが入っており、こちらも金杯にうってつけの縁起馬。キャリア20戦のうち6着以下に沈んだのは1戦のみと抜群の安定感を誇り実力も申し分ない。デムーロとも【1・3・1・1】と好相性でハンデも55キロと手ごろ。一発があってもおかしくない。

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