アドマイヤマーズ 早くも3頭勝ち上がり“スワーヴ級”の予感

2024年7月10日 05:30

 【2歳新種牡馬紹介(3)】
 アドマイヤマーズ 2016年生まれ 栗毛 安平産 父ダイワメジャー、母ヴィアメディチ(母の父メディチアン)中央、香港で13戦6勝 主な勝ち鞍は香港マイル、NHKマイルC、朝日杯FS、デイリー杯2歳S 2歳産駒62頭。

 18年JRA賞最優秀2歳牡馬。新馬、中京2歳S、デイリー杯2歳Sと、芝1600メートル戦で3連勝を飾り、朝日杯FSで同じ不敗馬グランアレグリアとの実質的な一騎打ちを制した。皐月賞は4着に終わったが、NHKマイルCでは桜花賞馬となったグランアレグリアを返り討ちにして3歳マイル王に君臨。暮れには香港マイルに遠征し、3連覇に臨んだ地元のエース、ビューティージェネレーションなど強豪を一蹴。日本調教3歳馬として初の海外3歳上G1制覇を果たした。4歳時は未勝利だったが、ラストランとなった香港マイルでは当時、既に無敵クラスに上り詰めていたゴールデンシックスティの0秒4差3着に粘っている。

 空前絶後と思われる2歳戦でのマイル4勝に象徴される天才マイラーで、香港の新旧レジェンドと星を分けた古馬戦線での実績も高く評価できる。父ダイワメジャーのフィルターによって純度が高められたサンデーサイレンス系マイラーの最終形態。種牡馬としての属性は恐らく先祖返りの万能型だろう。国産第1世代は62頭にとどまったが、早くも3頭がJRAで勝ち上がるなど、産駒の初動は抜群。昨年のスワーヴリチャード級のブームを巻き起こす可能性もある。(サラブレッド血統センター)

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