バウエコーと「ビリー・ザ・キッド」進撃どこまで?

2026年5月7日 05:30

 先週末は英国と米国で、牡馬と牝馬の3歳3冠初戦となる4レースが行われたが、最も勝ち方が印象的だったのは、2日にニューマーケットで行われたG1英2000ギニーを制したバウエコー(牡3)だった。

 2歳時は3戦し、G2を含めて無敗の3連勝を飾っていた同馬。英2000ギニーを2馬身3/4差で快勝し無敗のクラシック制覇を果たした同馬のパフォーマンスを、レーシングポスト紙はレーティング127と査定。フランケルが133を与えられた11年以降では、13年のドーンアプローチと横並びで、近年最強の2000ギニー勝ち馬と認定したのだ。また、同馬の手綱を取ったのは、23年に英国見習い騎手チャンピオンの称号を手にしていたビリー・ロックナーン(20)。「ビリー・ザ・キッド」の愛称で親しまれる期待の若手騎手にとって、うれしいクラシック初制覇となった。

 バウエコーを管理するG・ボウヒイ調教師は、ロイヤルアスコット初日(6月16日)のG1セントジェームスパレスSが次走になると明言。バウエコーと「ビリー・ザ・キッド」による快進撃がどこまで続くか、今季の欧州競馬における大きな見どころとなりそうだ。(競馬評論家)

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