【中山牝馬S】戸崎がドナアトラエンテ重賞初V導く!サウジ遠征後の自主隔離明け「素質を感じていた馬」

2021年3月11日 05:30

海外から帰国後の自主隔離が明け、調教騎乗を再開した戸崎(撮影・郡司 修)

 ピンクカメハメハで2月20日のサウジダービーを制した戸崎圭太(40)が、2週間の自主隔離を終えて久々に美浦トレセンに姿を現した。「(隔離中は)家の掃除をしたり映画を見たり。大それたものではないけど、英語も勉強していました」。サウジカップデーで騎乗したピンクカメハメハ、チュウワウィザード、マテラスカイはそのままドバイワールドカップデー(27日、メイダン)に向けて現地入り。来週末の競馬後、追って再遠征する戸崎は「なかなか日本人騎手が海外で乗る機会はないですからね。いい経験になるし、刺激になります」と意気込んでいた。

 今週の中山牝馬Sはジェンティルドンナの全妹ドナアトラエンテ(牝5=国枝)と19年10月(1勝クラス3着)以来のコンビ結成。「元々素質を感じていた馬。前は気性に難しい面があったイメージだけど、最近はそれも出さなくなったのかな」と期待を口にする。サウジアラビアで見せつけた巧腕で待望の重賞初勝利に導く。

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