【中山記念】ダノンザキッド 飛躍へ助走、CWコース単走ラスト1F11秒4
2022年2月24日 05:30
Cウッドを単走で追い切るダノンザキッド
今年初戦のダノンザキッドが小気味いい走りを披露した。前走・マイルCS（3着）と同じくCWコース単走。道中はリズム良く折り合い、直線でスッと脚を伸ばして、ラスト1F11秒4（6Fは87秒7）をマークした。安田隆師は「順調に仕上がっています。間隔は空いたが、しっかり調教を積んできた。折り合いがついていたし、掛からないから距離も問題ないと思う」と満足げに話した。
一昨年の暮れにホープフルSを制すなど早い段階から活躍してきたが、指揮官は「まだ完成していない。80％くらい」と言う。それでも前走ではG1馬らしい剛脚を見せて3着と好走。「グランアレグリアには離されたけど2着馬（シュネルマイスター）とは接戦。強いなと思いました」と目を細める。古馬になり、今年はさらなる飛躍が期待される。「この後はドバイ（3月26日、ドバイターフに選出済み）や大阪杯も視野に入ってくる。今後につながる競馬をしてほしい」と締めくくった。
