【佐賀 ル・プランタン賞】10日発走 近況充実のザビッグレディーに期待 有力馬を紹介

2022年4月8日 12:00

近況充実のザビッグレディー

 佐賀3冠レースにもつながっていく現3歳路線春の乙女No.1決定戦「サガテレビ杯第21回ル・プランタン賞」(3歳牝馬限定・地方全国交流・距離1800メートル)が10日第5レースでゲートイン。グランダム・ジャパン2022(全国各地で行われる世代別牝馬重賞シリーズ。競走成績による獲得ポイントで各世代の女王の座を争う)対象レースで注目が集まる。

 軸に推したいのは地元のザビッグレディーだ。昨年2歳重賞「九州ジュニアチャンピオン」(7着)、「カペラ賞」(4着)を経験し、今年3歳初戦の1月「佐賀若駒賞」は快勝。続く3歳牝馬四国・九州地区交流重賞「花吹雪賞」は2着と善戦。2月「竜門峡特選」Vを挟んで3月佐賀3歳勢同士での重賞「飛燕賞」でもクビ差の2着と見せ場を作った。近況は安定感がグッと増しており1800メートル戦の経験値も高い。重賞初Vへ期待は高まる。

 地元勢を脅かすのは兵庫の刺客ニフティスマイル。キャリアはまだ4戦で1勝だが1月姫路3歳牝馬重賞「兵庫クイーンセレクション」ではハナ差の2着と地力は十分。今回初の1800メートル戦となるが鞍上が佐賀で実績がある吉村智洋なのは心強い限りだ。

 前走3月「佐賀皐月賞トライアル」を力強く逃げ切ったブルーデイジーには出色の先行力がある。距離も範ちゅうに入っている。

 前走3月「ブライトスター特選」でクビ差の首位争いを演じたマーミンラブ、キリシマコトブキも怖い。

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