【皐月賞1週前追い】アスクビクターモア 折り合って万全、ラスト11秒5

2022年4月8日 05:30

ウッドチップコースで追い切るアスクビクターモア(撮影・郡司 修)

 皐月賞1週前追いが東西トレセンで行われた。弥生賞ディープインパクト記念の覇者・アスクビクターモア(牡=田村)はWコース単走。ゆったりとした入りながら折り合いはピタリ。徐々に加速し直線は強めに追われて6F82秒7~1F11秒5をマーク。絶好の仕上がりをアピールした。

 田村師は「オーバーワークにならないように気をつけた。外めを通ったし、ゴール板を過ぎても50メートルはいかせてるから、負荷はかかっている。ゲート練習でも気難しい面は見せなかったし、精神的に成長している」と、にこやかな表情で話した。さらにライバル勢を挙げながら、愛馬の立ち位置を分析。「イクイノックス、キラーアビリティは強い。うちは胸を借りる立場。でも(3戦3勝の)中山なら…。最高のメンバーと最も得意な馬場でできる。調子も弥生賞より良くなっている。いい状態でエネルギーを満タンにしておけば、いい結果が出るかもしれない」と気持ちを高ぶらせていた。

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