【小倉記念】ジェラルディーナ進化!福永も加速に満足「重厚感出た」
2022年8月11日 05:00 良血がひと皮むけた。「第58回小倉記念」で重賞Vを目指すジェラルディーナは福永を背にCWコースでラウダシオン(5歳オープン)と併せ馬。6F83秒7~1F11秒3でスムーズに加速し、首差先着した。福永は「以前より体がしっかりして走りの質が変わった。重厚感が出て、長く脚を使えるようになっている。今なら、いい先行馬になれる」とイメージする。
小倉は昨夏1勝クラス、2勝クラスで2戦2勝と好相性のコースだ。中京の前走・鳴尾記念2着後、小倉に狙いを定めた。斉藤崇師は「先週より一段、動きが良くなった。小倉で強い勝ち方をしているし、右回りに替わってレースはしやすいと思う」と期待を寄せる。母ジェンティルドンナは12年の3冠牝馬。「石坂正先生(元調教師)が凄く大事にされていた血統。何とか結果を出したい」と結んだ。偉大な母の背中を追いかける。