武豊「全部予定通り」とドウデュースのニエル賞を振り返る 凱旋門賞へ「今度はメイチの仕上げ」

2022年9月15日 05:00

武豊

 11日に凱旋門賞の前哨戦ニエル賞(仏パリロンシャン)でドウデュース(牡3=友道)に騎乗(4着)した武豊は13日の夕刻に帰国。14日は栗東トレセンで、デビューを前にした2歳馬の調教を精力的につける姿があった。

 もとよりニエル賞の結果にはフォーカスしない、と公言していたこともあって「メイチに仕上げていなかったので、止まるかな…と思っていた。体重は量っていないけど、おそらくデビュー以来、最高体重だったと思う。いいトライアルになった」と、この日も4着の事実だけを受け止めて、前を向く口ぶり。ニエル賞の対戦相手にG1馬が不在で格的に日本ダービー馬ドウデュースの圧勝すら期待されたが、海外遠征が甘くないのは百も承知の様子。直線で手前を替えなかった指摘には「右手前で走るのが好きだからね」と、あえて課題とは捉えず、確認できたことが収穫だという。「1回走ってイメージしやすくなった。まあ本番は次ですからね。今度はメイチの仕上げ。全部、予定通り」と明るい表情。自身10度目の騎乗となる凱旋門賞への意気込みを伝えた。 

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