サウジCナイト 日本馬5頭が無事現地入り

2021年2月18日 05:30

 20日にサウジアラビアの首都リヤドにあるキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われる「第2回サウジCナイト」へ向け、多くの出走馬関係者とともに15日に現地に入った。

 総賞金2000万ドル(約21憶円)という世界最高賞金競走のサウジC(ダート1800メートル)に出走するチュウワウィザード(牡6)をはじめ、5頭の日本調教馬は13日に無事現地に到着。その前々日の11日には北米からの遠征馬8頭が、さらに15日には英国からの遠征馬13頭が現地入り。朝の調教時には、コロナ禍で厳しい渡航制限が敷かれている中とはとても思えぬ、国際色豊かな光景が展開されている。晴れていれば日中の最高気温が30度前後に上がり、直射日光を浴びると暑いと感じるが、空気が乾いているので日陰は涼しく、朝晩の気温は20度以下に下がるので、調教が行われる時刻は羽織るものがないと寒いくらいだ。そんな中、輸送を無事に乗り越えた日本馬は、各馬とも順調に調整が続けられている。

 サウジCとアンダーカードの模様は、グリーンチャンネルで中継(25時30分~27時00分)されるので、日本の競馬ファンの皆様にもぜひご注目いただきたい。(競馬評論家)

特集

この記者のコラム

他の記者のコラム