“ドバイWCへの道”有力馬が続々始動 

2025年12月18日 05:30

 25/26年の「ドバイ・レーシング・カーニバル」は、11月7日(金曜日)に開幕。3月28日(土曜日)のドバイワールドカップデーまで、17日にわたる開催が行われている。19日(金曜日)には、カーニバル序盤のハイライトとなる「フェスティヴ・フライデー」が、2つのサラブレッド重賞をメイン競走に施行される。

 ダート1600メートルのG2アルマクトゥームマイルには、昨季のG1アルマクトゥームチャレンジ(ダート1900メートル)の1&2着馬で、その後のG1ドバイワールドカップ(ダート2000メートル)ではそれぞれ4着と11着だったウォークオブスターズ(セン6)、インペリアルエンペラー(セン5)がエントリー。ここを始動戦に、3月28日のG1ドバイワールドカップを目指す2頭がどのような競馬を見せるかに注目が集まっている。

 芝1800メートルのG2アルラシディヤは、G1・4勝の実績を誇るネーションズプライド(牡6)と、LRサーヘンリーセシルSなど2つの準重賞を制しているオペラバッロ(牡3)という、いずれもゴドルフィンが所有する古豪と新鋭の対決が話題となっている。来年3月まで、ドバイの競馬から目が離せない季節がやってきた。(競馬評論家)

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