アスコットで賞金大幅増 来年日本馬の参戦願う

2021年12月16日 05:30

 英国王室が所有するアスコット競馬場を舞台に開催されるレースの賞金が、22年は大幅に増額されることになった。13日にアスコットが発表したものだ。

 エリザベス女王の即位70周年を記念する開催となる6月のロイヤルアスコットでは、2日目のメイン競走として施行されるG1プリンスオブウェールズS(芝9F212ヤード)と、開催最終日のメイン競走となるG1プラチナムジュビリーS(芝6F、ダイヤモンドジュビリーから改称)が、いずれもロイヤルアスコット史上初となる総賞金100万ポンド(約1億5411万円)となるほか、7月に行われるG1キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(芝11F211ヤード)の総賞金も、パンデミック前の125万ポンド(約1億9264万円)に戻ることになった。また、8月に開催される世界騎手選手権「シャーガーC」も、これまでの6競走から8競走に拡大し、総賞金もパンデミック前の36万ポンドから55万ポンドに増額されることになった。今年は残念ながらアスコットに遠征した日本馬はいなかったが、プラチナムジュビリーとなる来年にはぜひ、参戦する日本馬が現れることを願っている。 (競馬評論家)

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