オークスに続き英国ダービー入場者減 改革迫られるジョッキークラブ
2025年6月12日 05:30 第246回英国ダービーが、7日にエプソムダウンズ競馬場で行われ、3番人気だったランボーン(牡3)が優勝を飾った。
大きな盛り上がりを見せたかに思えた英国ダービーだったが、当日の入場者数は前年より4500人ほど少ない2万2312人にとどまった。近年では最も多かったコロナ禍前の19年と比べると、今年は41%という大幅な減少となっている。さらに、英国オークスがメイン競走だった前日の入場者数1万5133人も19年と比べると35%の減少となり、主催者のジョッキークラブは大きな衝撃を受けている。
7日に関しては、実際にはそれほどの雨にはならなかったものの、朝の段階で雨予報が出ていたこと。馬の見本市として人気の「アップルビー・ホースフェア」と日程が重なり、家族連れがそちらに流れたことなどが要因とみられている。
主催者は今年、ダービーの枠順確定を従来の48時間前から72時間前に変更。少しでも早く出走馬を確定することで、メディアにおける露出を増やすことをもくろんだが、効果は限定的だった。関係者は来年に向けて、抜本的な改革を施すことを迫られている。(競馬評論家)
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