【田井】83万5120円!大穴拾って特大場外弾
2023年10月26日 10:00
木曜のテーマは競馬。前週に会心ヒットを放った記者が的中のプロセスを振り返る。今週は東京本社・田井秀一記者が登場。先週土曜(21日)の東京2R(2歳未勝利戦)で3連単83万5120円の特大場外弾!!2着激走の最低人気馬に△を回したヒントとは?現場で取材する記者ならではの(秘)メソッドを披露する。
ありがたき一発回答。21日の東京2Rで最低人気(単勝287・1倍)のスピードパンサーが2着に突っ込む大穴を拾えたのは、当週のある取材のおかげだった。
とはいえ、高配当をもたらしてくれたスピードパンサーの陣営を取材したわけではなく…。世界最高峰の米G1BCクラシックにウシュバテソーロを送り出す高木師との雑談がヒントをくれた。
ウシュバをはじめとする強力なダートホースを擁する高木厩舎。指揮官自身も「好みの馬体がダート寄り」と話す。強いダート馬を見極めるコツの話題から派生し、「ダート適性は1戦使っただけでは分からない。芝とは違って砂のキックバックがあるし、能力があっても、小さな要因が積み重なって大敗してしまうことがある」と教えてくれた。記者はなるほど…と腑(ふ)に落ちた談話から予想メソッドを構築していくタイプ。週末から印の打ち方をアップデートして臨んでいた。
そして、引っかかったのが高配当の使者スピードパンサー。前走の新馬戦で1着馬から15馬身以上(2秒8)離された大差負け。師のヒントからメソッドを更新する前なら“大きな理由がない2秒以上の大敗”は、ほぼ印の対象外だった。しかし、レース映像分析だけでは知り得ない「小さな要因」があったかもしれないと思いとどまった。中央競馬全てのレースで取っている馬体メモは「未勝利戦なら上位に来てもおかしくない」という評価。この2点からなけなしの△を回した。
レースは◎サミアドが楽勝。こちらは今秋の東京ダートが良馬場なら、例年以上にパワーを要するコンディションであることから指名。2頭しかいない500キロ超の大型馬から、馬体評価が高い方をシンプルに選んだ。◎に5馬身離された2着争いは熾烈(しれつ)だったが、スピードパンサーが粘り込んで、握り拳。当日は京都競馬場出張で、関東記者室に“隔離”されていたため話し相手がおらず、たまたま1Rから馬券を爆買いしていた。望外の出張手当が手に入った次第。またいつかこんな日に出合うため、これからも予想メソッドのアップデートを怠らず頑張っていきます。平場の予想もぜひ参考にしてください。 (田井 秀一)