【面来】馬場状態ヒントにフラワーCを◎○▲のド本線3連単!

2025年3月27日 10:00

 木曜のテーマは競馬。前週に会心ヒットを放った記者が、的中へのプロセスを振り返る。今回、登場するのは面来陽介記者。21日配信のスポウマチューブでも猛プッシュした◎レーゼドラマが22日の中山11RフラワーCを快勝。○パラディレーヌ、▲ゴーソーファーが2、3着に入り、3連単1万9600円を大本線で的中した。同じ日に14万円超もゲットした絶好調男に雄弁を振るってもらった。

 まさにドンピシャ!土曜中山メインのフラワーCは◎○▲で3連単をゲット。紙面で予想を始めてから、初めて重賞を上位印のみで仕留めた。

 的中のヒントになったのは馬場だ。前週のスプリングSが行われた16日は一日中雨が降り続け、芝は重馬場まで悪化。その影響も加わり、フラワーC当日は晴れて良馬場だったものの芝には傷みが目立っていた。

 この状況で最も求められるのはパワーとスタミナ。そこで白羽の矢を立てたのが◎レーゼドラマだ。初勝利を挙げた1月の未勝利戦。内が有利な中京芝で、外枠から果敢に前を取りに行き5馬身差V。勝ちっぷりもド派手だったが、タイム2分1秒6も優秀だった。6着に終わった前走ゆりかもめ賞はスローペースの切れ味勝負になったため度外視。前々走のように持久力勝負に持ち込めれば、パフォーマンスが上がる可能性は高いとみていた。

 レースは逃げ馬を2番手でマーク。ペースを緩めさせず、さらに3角過ぎから積極的に動いて4角手前で先頭に立った。最内枠からロスなく運んだミッキーマドンナがバテても、レーゼの脚色は全く衰えず終わってみれば2馬身半差の圧勝。無尽蔵のスタミナを存分に生かして重賞初Vを飾った。予想通り、タフな競馬でこそ能力を発揮できるタイプだ。

 2、3着には地力上位の2頭が外から突っ込んできた。単勝1・9倍の1番人気に支持された○パラディレーヌは発馬後、隣の馬に接触しながらも大崩れすることなく2着を確保。▲ゴーソーファーも素晴らしい末脚で3着に入った。敗れた2頭は、◎とは対照的に瞬発力が生きる馬場であれば見直しが必要。引き続き春のクラシックでも注目したい。

 ちなみに、この日は中山10Rの3連単14万1600円も◎☆△で的中。二つ折りの財布がパンパンになり、笑いが止まらなかった。(面来 陽介)

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